ヴァルキリー
(Valkyrie)
HELP ヴァルキリー 人間系女性クラス
登場
  1. クラス
  2. フレイアジェネラル(トリスタン)から雇用
解説  人間系女性戦士クラス。男性より非力さが目立つものの、クレリックと同レベルのINT成長率を誇り、後衛で雷撃系魔法を操る。前後衛どちらでも使えるので汎用的に投入できるクラス。

攻撃方法属性対象
なぎはらう物理系直接攻撃敵単
ライトニング雷撃系魔法敵単


詳細データ
由来  Valkyrie。北欧神話で「戦死者の運び手(選び手)」と呼ばれる美しい武装した乙女たち。戦神オーディンの娘とも呼ばれ、ラグナロクに備えて戦場を馬で駆け巡っては戦死者から勇士を選び出してヴァルハラへ連れ帰り、そのもてなしをする。白鳥の羽衣を使って飛び回り、白鳥などに化ける事もあると言われる。
 『ニーベルンゲンの歌』で有名なブリュンヒルドもヴァルキリーの一人であり、その名は「鎧と戦」を意味する。他のヴァルキリー達も、「戦士」、「力」、「鋭く叫ぶ者」、「斧の時代」、「激怒する者」、「槍を持つ者」など激しい意味の名前を持つ者が多い。
 ヴァルキュリア、あるいはワルキューレとも。
戯言  女性系戦士ですが、能力的には、ナイトよりもニンジャに近い魔法戦士で、基本的に後衛要員。3回攻撃+属性魔法を操るニンジャよりも攻撃力は低いものの、ALICHAが高めなので、拠点解放にも使えるのは利点。加えて、ニンジャよりも美しい。
 Keiさんの『ARCUS ALBULUS』内に「ヴァルキリーふぁんページ」があります。





ヴァレリア島
(Valeria Islands)
HELP ヴァレリア諸島 ヴァレリア島
登場 『TacticsOgre』
解説  オウガバトルサーガ第7章『タクティクス オウガ』の舞台となった島。ゼテギネア大陸の西、オベロ海に浮かぶ、大小15の島からなる火山諸島で、その総称、あるいは最大の島の名称。民族の7割を占めるガルガスタン人、2割弱を占めるバクラム人、1割にも満たないウォルスタ人からなる多民族島。フィラーハ教、バスク教が信仰されている。
 古来より南北を結ぶ海洋貿易の拠点として栄え、ここ半世紀近くは“覇王”ドルガルア・オヴェリスによる統治で発展を続けていたが、神聖ゼテギネア帝国暦で24年頃、ドルガルアが後継者を残さず(後に、庶子ベルサリア王女の存在が発覚する)に亡くなったため、沈静化していた民族間の対立が激化、後にハイムの戦役と呼ばれる内乱に至る。
由来  映画『コナン・ザ・グレート』に登場する盗賊女王ヴァレリアからか。オズリック王の依頼で姫を救出に向かった際に死亡する。
戯言  この島では、ランスロットウォーレンカノープスギルバルド、ギルダスとミルディンというゼノビア人、そしてラドラムという人物が登場します。





ヴァンパイア
(Vampire)
HELP ヴァンパイア 亜人系クラス
登場 クラス
解説  亜人系吸血鬼クラス。非常に高い能力と圧倒的な防御耐性、前衛では攻撃と同時に回復するという強力なクラス。日中は棺桶に入って攻撃ができなくなるものの、棺桶の防御耐性は全属性100と殆どダメージを受けることはない。
 ブラッドスペルナイトからクラスチェンジできるが、元に戻れなくなる。

攻撃方法属性対象
ライフフォース暗黒系特殊攻撃敵単
チャーム暗黒系魔法敵単
すいみんちゅう----敵単
すいみんちゅう----敵単


詳細データ
由来  Vampire。吸血鬼。血によって生命力を得るアンデッド。死者であるため人間よりも長い寿命と強大な魔力、吸血能力と魔眼の力を持つ、夜の眷族の帝王。
 血を吸う魔物という伝承は世界中にあるが、現在のイメージの多くは、ブラム・ストーカーの『ドラキュラ』と、その起源となったスラヴのヴコドラク等から作り出されている。
 語源は不明だが、ロシア語の「pl(飲む)」からとか。
戯言  本来はアンデッドですが、神聖系攻撃で一発昇天は無し。しかも、ライフフォースでHPを回復するので、非常に死に難くなっています。何故かランスロットアッシュがなる事も多かったとか。
 棺桶状態でのコストは0であるらしく、アンタンジルに出てくるヴァンパイアに棺桶状態でラブアンドピースを使えばその時点でのコストは0、全体マップ編成中に棺桶状態でゆうしゃのかけらを使ってレベルを上げれば、コスト上昇は0になる。但し、棺桶状態でも戦闘中によってLVが上がればコストは上がる。また、PS版なら日中でも棺桶に入らずに戦えるヴァンパイアが手に入る。
 イメージ的には、ウィッチウェアウルフウェアタイガーと組み合わせるのが良いかと。アンデッドでありながら、何故か相性が90なので、ドラゴンゾンビと組み合わせても良いかも。
 全身タイツにマッチョ系のヴァンパイアのイメージは、ドラキュラ伯爵よりもダイ・アモンかもしれない。





ウィザード
(Wizard)
HELP ウィザード 人間系男性クラス
登場
  1. クラス
  2. デビルデーモンから雇用
解説  人間系男性魔術士クラス。初期のクラスでありながら、INT+4〜6という最大の成長率を持ち、敵の弱点に応じて5つの攻撃魔法を使いこなす攻撃魔法の専門家。

攻撃方法属性対象
なぐる物理系直接攻撃敵単
まほう物・火・冷・雷・暗系魔法 敵単


詳細データ
由来  Wizard。本来は、「ワイズ(Wise,賢い)」から、賢い人という意味。
 主に男性の魔法使い全般を表す語で、村で占いをするシャーマン的存在から、高等魔術師までを表すが、現在では、賢い人というイメージから、高等魔術師の意味で使われることが多い。
戯言  LV4と初期からチェンジできる割にINT+4〜6というのは大きい。弱点を狙うこともあって、ユニットに入れれば強い攻撃力を得られるが、その分STR、各耐性は脆い。逆に、倒す時はいかに直接・特殊攻撃を当てるかがポイント。
 クラスチェンジは普通にゴエティックか、あるいはニンジャマスター。暗黒系になり切れなかったら、ドールマスター系にするのも手。





ウィッチ
(Witch)
HELP ウィッチ 人間系女性クラス
登場 クラス
解説  人間系女性魔女クラス。高いINTを持ち、敵全体を麻痺させる「スタンクラウド」を使う補助系クラス。直接ダメージを与える攻撃ではないものの、相手の戦力を低下させることが可能。敵からのダメージ総量を減らすことになるので、終盤まで便利に使えるクラス。
 ガラスのカボチャを使えば、パンプキンヘッドの雇用も可能。

攻撃方法属性対象
ひっぱたく物理系直接攻撃敵単
スタンクラウド暗黒系魔法敵全


詳細データ
由来  Witch。魔女。魔女と訳されるが、本来は、女性だけでなく男女の妖術師一般を意味する呼称。三角帽子に空飛ぶ帚、黒猫やカラスを連れてサバトに向かう老婆という、中世ヨーロッパの魔女狩りの時代に作り出された魔女イメージが現在まで受け継がれてる。ドイツでは1950年代に魔女調伏師の記録、また、イギリスでも1944年に魔女禁止令が適用された記録がある。
 元々、知恵者の老人、巫術師や産婆、占い師、地母神、精霊などのイメージの集合から作り出された生と死のイメージを併せ持つ存在であり、現在の魔女の多くは、キリスト教以前の太母神や自然神に仕える白き魔女である。
戯言  数少ない補助系クラス。戦力低下を補うために、全体攻撃や高い攻撃力を持つキャラと組み合わせると良いかと思います。相性からも、パラディンフレイアの他、補助系攻撃を持つケルベロスコカトリスと組み合わせても面白いかも。私的には、僧侶系、ヴァルキリー系と共に後衛要員。敵に出てくるとかなりイヤなクラス。
 名前候補:サマンサ、スーザン、マージョリー、ラミア、リプル





ウーサー
(Usar)
HELP 蛮勇の士ウーサー バーサーカー
登場 シャロームの辺境:帝国軍本拠地ゾングルダーク (ステージボス
解説  元盗賊の頭領。ハイランドの侵攻に対し、手下を率いて真っ先にハイランド側に付いて、ランスロットのいたゼノビア王国騎士団に多くの損害を与えたらしい。
 現在は、帝国の最辺境を治める領主となっている。
由来  Uther Pendragon。ブリテン王モイニスの弟、あるいは次子。父王を弑逆して王となった逆臣ヴォルティガーンを弟アンブロシウスと共に倒し、先に即位したアンブロシウスがサクソン人との戦いで戦死した後、ブリテン王に即位した。ペンドラゴンは、戦争における指導者を意味する古ブリテン語で、緊急時に最高指導者に任命された者を表す名称とも。「ペン(pen)」はブリテン語で頭、「ドラゴン(dragon)」は古ウェールズ語で竜、指導者を意味する。
 ティンタジェル公の妃イグレーヌに恋焦がれたため、魔術師マーリンの力を使ってティンタジェル公に姿を変えて一夜を過ごし、彼女との間に息子アーサーをもうけた。ティンタジェル公の死後、イグレーヌと正式に結婚する。その後、王となるアーサーは、ヘクトルという騎士に育てられることになるが、ウーサーはアーサーの事を誰にも語らずに戦死。ストーンヘンジに埋葬されたという。
 ウーサーについては不明な部分が多く、元々、ウェールズ語の「恐ろしい息子アーサー」を「ウーサーの息子アーサー」と読み違えたために生まれたとも言われる。
戯言  LV5とは言え、彼自身は単純なバーサーカーなので、ダメージを与えることさえできれば簡単に倒せるでしょう。問題なのは後衛を守る2体のウィザード。HPの低いキャラを狙ってくるので、場合によっては、攻撃系タロットカードで倒した方が良いかも。
 ゼノビア陥当時14〜15歳程度のランスロットの名前を覚えているほど印象的なことがあったのか? あるいは、ウーサーが残党を追討するときに出会っていたのでしょうか?
 アラムートの城塞の海賊の手下は、彼の色違い。所詮そのレベルということでしょうか。





ウェアウルフ
(Werewolf)
HELP ウェアウルフ 亜人系クラス
登場
  1. クラス
  2. ヴァンパイアから雇用
解説  亜人系獣人クラス。ファイターがウェアウルフの攻撃を受けて感染すると、強制的にクラスチェンジしてしまう特殊クラス。パラディン並みの攻撃力と、ニンジャ並みのAGI、圧倒的な防御耐性を持つ上、前後で攻撃内容が変わらない。しかし、それも夜間のみの特性で、日中はファイター以下の戦闘能力しか持たないライカンスロープになってしまう。

攻撃方法属性対象
なぐりかかる暗黒系直接攻撃敵単
なぐりかかる暗黒系直接攻撃敵単


詳細データ
由来  Werewolf(Wer Wolf)。人狼。古ゲルマン語の人(wer)と狼(wolf)の合成語で、人狼、狼の毛皮を着た者を意味する。
 昼は普通の人間として暮らし、夜になると狂暴な狼になるという、ヴァンパイアと起源を同じくする怪物。吸血鬼や屍鬼を表すヴコドラクなどのスラヴ語は元々は人狼を表す語だったと言う。本来は、人型の狼ではなく、大柄な狼程度の存在。
 毛皮を被る、膏薬を塗る、狼皮のベルトを締めて何かの行動をするなどの行為で変身できるともいわれ、生前、人狼になった呪術師は、死後、吸血鬼になるとも言われる。他に、銀の武器以外では傷を付けられない、月齢によって獣人化する、などの特徴がある。
 自分の意志・能力で変身する場合は自由に人間に戻れるが、意図せずに人狼にされた場合は、7年、あるいは50年間、人を襲うという。
戯言  後列に置いていても、3回攻撃というのは大きい。シリウスとの戦闘で感染させても良いですが、ヴァンパイアに雇わせるか、アンタンジルで探した方が速いかと思います。
 相性が39なので、魔術士系、人形使い系の方が近いですが、イメージ的にヴァンパイアのユニットに組み込みたいキャラ。
 マロンという名前は無いらしい。





ウェアタイガー
(Weretiger)
HELP ウェアタイガー 亜人系クラス
登場
  1. クラス
  2. まんげつのいしで雇用
解説  亜人系獣人クラス。まんげつのいしを使うと呼び出すことができる伝説の獣人。ウェアウルフに比べ、STRと耐性に優れる分、攻撃回数×2になっている。やはりウェアウルフ同様、夜間のみの特性で、日中はファイター以下の戦闘能力しか持たないライカンスロープになってしまう。

攻撃方法属性対象
なぐりかかる暗黒系直接攻撃敵単
なぐりかかる暗黒系直接攻撃敵単


詳細データ
由来  Weretiger(Wer Tiger)。人虎。ウェアウルフと同じライカンスロープの一種だが、狼ではなく虎に変態するタイプ。虎の住む中国辺りが起源で、人狼のイメージから後世に作り出されたものか。
 『山月記』(中島敦:著)には自らの業によって虎に成り果てた詩人が登場する。
戯言  伝説だけあって、ファイターを感染させる他、まんげつのいしアンタンジル以外で仲間にすることはできない稀少クラス。しかし、攻撃回数の多いウェアウルフの方が戦力としては高いので、無理してまで仲間にする必要はないかも。
 相性は65なので、ウィッチ、またはイメージ的に、東方風なニンジャサムライと合わせても良いかと。
 ピロンという名前は無いらしい。





ウォーレン・ムーン
(Warren Moon)
HELP 占星術師ウォーレン 炎竜の月19日生(61歳) ウィザード
登場
  1. ウォーレンの城:帝国軍本拠地ヴォルザーク (ステージボス
  2. ウォーレンの城:帝国軍本拠地ヴォルザーク (仲間
解説  帝国の辺境で、王国の残党を束ねていた占星術師。何処からか反乱軍のリーダーとなる者を見出し、常にその傍らでリーダーを導く。
 神聖ゼテギネア帝国滅亡後は、新生ゼノビア王国魔法団の団長となった。
 しかし、2年後、ある事件から王国を追放。西のオベロの海に浮かぶヴァレリア島に渡り、ハイムの戦役で行方不明になる。(『タクティクス オウガ』)
由来  アメリカンフットボールの黒人選手(QB)。1956年生まれ。1984年にNFLデビュー。ヒューストン・オイラーズで10シーズンプレーしたあと、ミネソタ・バイキングス、シアトル・シーホークス、カンザスシティ・チーフスでプレーし、通算7万パスヤード以上を記録。44歳で現役引退した。2006年8月5日NFLで殿堂入りを果たした。
戯言  元々、かなりの地位にいたのか、離散した王国の残党を纏め上げ、辺境の小島とはいえ、半ば独立した地域を治めるだけの実力と人望とを兼ね備えた魔術師。あるいは、この島はアーサー王伝説のアヴァロン島のような幻の存在になっているのでしょうか。
 星を見ずにタロットカードを使い、「星がそう告げてい」るというだけで、わずかな王国の残党達全ての運命を謎の若造に預けてしまう正体不明の占星術師…。外見から、他クラスへクラスチェンジはできないため、ALIを上げることができず、リッチとして汚れ役を一身に引き受ける死神部隊を率いることも多かったとか。
 対ウォーレン戦は、LV4とは言え、ウィザード一人なので、殆ど負けることは有りませんが、こちらの攻撃にミスが連発した時など、たまに、負けることもあったりします。





ウォーレンの城
(Castle of Warren)
HELP ウォーレンの城 ヴォルザーク城
登場 スタート直後に出現 (ステージ
解説  シャロームの辺境に位置する小島。旧ゼノビア王国の残党の拠点となっている土地で、占星術師ウォーレンに導かれた反乱軍の最初の拠点となる。
由来  占星術師ウォーレンの城。ヴォルザーク城の名前の由来は不明。
戯言  練習用ステージ。各地で基礎的なお勉強ができたり、そのために赤いローブの市民が頻出したりします。ステージボスであるウォーレン自身が導いてくれるので、苦労することは無いでしょう。ランスロットを出すまでもなし。





運搬力
(Carry)
HELP 運搬力
登場 ステータス
解説  各クラスに設定された値で、その数値が最も大きいキャラの移動タイプがユニット全体の移動タイプを決める。運搬力が同じ場合は、大空〜鈍足の順に優先される。
 各クラスの数値は運搬力を参照。基本的に下位クラスより上位クラス、女性より男性、魔術士より戦士、人間より魔獣の方が運搬力が高い。
由来  運搬力
戯言  重量と言い換えた方がイメージしやすいかもしれない。





うんめいのうつわ
(Lucky Charm)
HELP 人が持っている運の量をふやす器。 LUKを数ポイント上げる。 21000Goth
登場
  1. 何でも屋ジャックが販売
  2. 敵全滅(殺害)時
解説  人が持っている運の量をふやす器。LUK.を数ポイント上昇させる。成長アイテム。
 SFC版では+1〜+6Pt.、PS・SS版では+5〜+10Pt.上昇するらしい。
由来  運命の器。
戯言  低いキャラに使うか、高いキャラに使うか、勿体無くて使えないか、使いどころの難しいアイテム。
 ちなみに、器をどうやって使うのでしょう?




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