福音書対照表 イエスの生涯3


テーマ内容 マタイマルコ ルカヨハネ
ペトロ、信仰を言い表す  弟子たちに人々は人のことを何者だと言っているかと問うと、弟子たちは洗礼者ヨハネ、エリヤ、エレミヤ、預言者の一人だと言われていると答えた。ではあなたたちは何者だと思うのかと問うと、ペトロはメシアだと答える。 フィリポ・カイサリア地方。ペトロに、わたしはこの岩の上に私の教会を建てると言い、自分がメシアであることを誰にも話さないようにと命じる。
16:13-20
フィリポ・カイサリア地方。イエスは自分のことを誰にも話さないようにと弟子たちを戒める。
8:27-30
一人で祈っていた時。ペトロは神からのメシアだと答える。
9:18-20

イエス、死と復活を予言する  それから、イエスはエルサレムで祭司長たちから苦しみを受けて殺され、三日目に復活することになっていると打ち明け始めた。ついてきたい者は、自分を捨て十字架を背負って従いなさい。命を救いたい者は失うが、わたしのために命を失う者はそれを得る。世界を手に入れても命を失っては何の得があるだろうか。人の子は天使と共に来る時、それぞれの行いに応じて報いる。ここに一緒にいる人々の中に、人の子がその国と共に来るのを見るまで決して死なない者がいる。 ペトロは打ち明けたイエスを諌めるが、イエスはペトロをサタンと言い、神の事でなく人間の事を考えていると叱責する。人の子はそれぞれの行いに応じて報いる。
16:21-28
しかもはっきりと話した。ペトロは打ち明けたイエスを諌めるが、イエスは弟子たちを見ながらペトロをサタンと言い、神の事でなく人間の事を考えていると叱責する。人の子はイエスの言葉を恥じた者を恥じる。
8:31-9:1
弟子たちを戒め、このことを話さないように戒めてから言った。人の子はイエスの言葉を恥じた者を恥じる。
9:21-27

イエスの姿が変わる  ペトロ、ヤコブ、ヨハネを連れて高い山に登ると、イエスの姿が変わって服が真っ白になり、モーセとエリヤがイエスと話していた。ペトロは三人のために三つの仮小屋を建てようと言った。雲が彼らを覆い、「これはわたしの愛する子、これに聞け」という声が聞こえたが、他に誰もいなかった。 六日後。「わたしの心に適う者」。弟子たちは雲の声を恐れてひれ伏したが、イエスは恐れることは無いと言った。山を降りる時、イエスは誰にも話さないようにと命じた。弟子たちは、律法学者はなぜエリヤが来ると言うのかと問い、イエスはエリヤはもう来たのだと答えたので、洗礼者ヨハネのことだと分かった。
17:1-13
六日後。ペトロは恐れてどういえば分からなかったが、小屋を建てようと声を挟んだ。山を降りる時、イエスは誰にも話さないようにと命じた。弟子たちは死者の復活とはどういうことかと論じ、イエスに律法学者はなぜエリヤが来ると言うのかと問うた。イエスはエリヤは来たが、人々は好きなようにあしらったと言った。
9:2-13
八日後。祈っているうちに変わった。三人はイエスの最期について語っていた。ペトロは眠気を堪え、二人がイエスから離れようとした時、何を言っているか分からなかったが、イエスに小屋を建てようと言った。「選ばれた者」。弟子たちは当時誰にもこのことを話さなかった。
9:28-36

再び自分の死と復活を予言する  人の子は、人々の手に引き渡されようとしている。 ガリラヤ。そして殺されるが、三日目に復活すると言ったので、弟子は悲しんだ。
17:22-23
ガリラヤを通ったが、弟子たちに殺されて三日の後に復活すると言っていたので、イエスは人に気づかれるのを好まなかった。弟子たちは言葉が分からなかったが、怖くて尋ねられなかった。
9:30-32
理解できないように隠されていたので、弟子たちはその言葉が分からなかった。弟子たちは怖くて尋ねられなかった。
9:43-45

神殿税を納める  税をとる人が来た時、イエスは王は税を自分の子から取るのか他の人々からかと問い、ペトロは他の人だと答える。イエスは子供たちは納めなくて良い訳だが、彼らをつまづかせないようにしようと言い、ペトロに釣りに行かせて最初に釣れた魚の口に入っている銀貨でイエスとペトロの神殿税を納めるようにと言った。 17:24-27


いちばん偉い者  弟子たちが誰がいちばん偉いか議論していた。イエスは一人の子供を立たせて、わたしの名のために一人の子供を受け入れる者は、わたしを受け入れると言った。 弟子たちは天の国で誰がいちばん偉いのか聞いた。イエスは心を入れ替えて子供のようにならなければ天の国に入ることはできず、自分を低く子供のようになる者が偉いと答える。
18:1-5
イエスは十二人を呼び寄せて、いちばん先になりたい者は、すべての人の後になり、すべての人に仕える者になるようにと言った。わたしを受け入れる者はわたしを遣わした方を受け入れる。
9:33-37
イエスは弟子たちの心の中を見抜き、あなたがたの中で最も小さい者が最も偉いと答えた。わたしを受け入れる者はわたしを遣わした方を受け入れる。
9:46-48

逆らわない者は味方  ヨハネがイエスの名前を使って悪霊を追い出している者がいたが従わないのでやめさせようとしたと言うと、イエスは逆らわない者は味方だからやめさせてはならないと答えた。
わたしたちに従わないので。キリストの弟子だという理由で一杯の水を与える者はその報いを受ける。
9:38-41
わたしたちと一緒にイエスに従わないので。
9:49-50

サマリア人から歓迎されない  イエスがエルサレムに向かう準備のために使いをサマリア人の村にやったが、村人は歓迎しなかったので、ヤコブとヨハネは天から火を降らせて滅ぼそうかと言ったが、イエスは二人を戒めて別の村に行った。

9:51-56
弟子の覚悟  狐には穴があり、鳥には巣があるが、人の子には枕する所も無い。父を葬りたいという弟子に、死んでいる者に死者を葬らせて、あなたは従いなさいと言う。 律法学者がどこでも従うと言った。
8:18-22

イエスに従う前に家族に暇乞いをしたいという者には、鋤に手をかけてから後ろを振り返る者は神の国にふさわしくないと答えた。
9:57-62

弟子の条件  親兄弟、自分の命さえも憎み、自分の十字架を背負ってくる者でなければ弟子ではない。塔を建てる前に費用を考えるように、自分の持ち物を一切捨てなければ弟子ではありえない。

14:25-33
最も重要な掟  律法学者がどの掟が最も重要かと問うと、イエスは心を尽くして神を愛するのが第一、同じように重要な第二は隣人を自分のように愛することだと答えた。 22:34-40律法学者がその通りだと答えたので、イエスはあなたは神の国から遠くないと答えた。
12:28-34
イエスが律法にはどう書いてあるかと問い返し、学者が答える。更に隣人とは誰かと問うと、イエスは、追剥ぎにあった人を助けなかった祭司とレビ人と助けたサマリア人の誰が隣人かと問い返し、学者は隣人と答える。イエスは実行するようにと言った。
10:25-37

マルタとマリア  ある家で姉のマルタはもてなしのために働いたが、マリアは主の言葉を聞いていた。働くように言ってくれるように言うマルタに対し、イエスはマルタが多くのことに心を乱しており、マリアが良い方を選んでいると答える。

10:38-42
ベルゼブル論争  イエスは悪霊の頭ベルゼブルの力で悪霊を追い出していると言われたが、サタンがサタンを追い出せば内輪もめになって国が成り立たない。また強い者を縛り上げなければその家から奪う事はできない。人が犯すどんな罪も赦されるが、聖霊を冒涜する者は永遠に赦されず、その罪を負う。と答えた。 わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出すなら、あなたたちは何の力で追い出すのか。わたしが神の霊で追い出しているのなら、神の国が来ているのだ。わたしに味方しない者は敵対している。霊に逆らう者は後の世でも赦されない。
12:22-32
家に帰ると群衆が集まって食事の暇も無く、身内の人は、汚れた霊に取りつかれて気が変になっていると言われたイエスを取り押さえに来た。
3:20-30
わたしがベルゼブルの力で悪霊を追い出すなら、あなたたちは何の力で追い出すのか。わたしが神の霊で追い出しているのなら、神の国が来ているのだ。強い者が武装していれば安全だが、もっと強い者が来れば奪われる。わたしに味方しない者は敵対している。
11:14-23、12:10

汚れた霊が戻って来る  人から出て行った汚れた霊が戻ってみると、掃除をして整えられていたので、自分より悪い七つの霊と共に戻って来て、その人の状態は前より悪くなる。 この悪い時代の者たちもそのようになる。
12:43-45

11:24-26
真の幸い  ある女がイエスを宿した胎の幸いを叫ぶが、イエスは神の言葉を聞き、守る者こそ幸いと言う。

11:27-28
人々はしるしを欲しがる  今の時代の者たちはしるしを欲しがるが、決してしるしは与えられない。ヨナが大魚の中にいたように、人の子も三日三晩大地の中にいる。ヨナの説教を聞いて悔い改めたニネベの人やソロモンの知恵を聞くために地の果てから来た彼らには、ヨナやソロモンにまさるものがある。 ファリサイ派の問いに対する返答。
12:38-42、16:1-4
ファリサイ派の問いに対して、しるしは与えられないと嘆いて言うと、彼らをそのままにして向こう岸へ行った。
8:11-13
増えた群集に向かって話す。ヨナやソロモンについては無し。
11:29-32

ファリサイ派の人々と律法の専門家とを非難する  上席に座ったり見せかけの祈りを捧げるような律法学者に気をつけなさい。人一倍厳しい裁きを受けることになる。
 律法学者やファリサイ派は不幸だ。器の外側はきれいにするが、内側は汚れている。収穫の十分の一は捧げるが、愛や正義はおろそかにしている。自分が入らないばかりか、人を天の国に入らせない。預言者の墓や記念碑を建てて先祖の悪事の仕上げをする今の時代の者は全ての血について責任を問われる。
 モーセの座についている律法学者やファリサイ派の言うことは聞きなさい。しかし、行いは見倣ってはならない。
23:1-36
上席に座ったり見せかけの祈りを捧げるような律法学者に気をつけなさい。人一倍厳しい裁きを受けることになる。
12:38-40
11:37-54、20:45-47
ファリサイ派とサドカイ派の人々のパン種  イエスがファリサイ派とサドカイ派ののパン種に注意しなさいと言う。弟子たちはパンを忘れたことだと論じたが、イエスは人々にパンを分けたときのことを語り、まだ悟らないのかと言った。  ようやく彼らの教えのことだと悟った。
16:5-12
8:14-21 ファリサイ派のパン種は偽善。覆われているもので現されないことはない。
12:1-3

恐るべき者  体を殺す者より地獄に投げ込む権威を持つ者を恐れなさい。神は一羽の雀さえ忘れることはない。あなたがたは雀よりはるかにまさっている。

12:4-7
イエスの仲間であると言い表す  人々の前でイエスの仲間だと言い表す者は、人の子も神の天使の前で自分の仲間であると言い表す。人の子の悪口は許されるが、聖霊の冒涜は許されない。権力者の前で言うべきことは聖霊が教えてくれる。

12:8-12
イエスの兄弟たちの不信仰  イエスを信じないイエスの兄弟たちは仮庵祭のためにユダヤに行くように勧めるが、ユダヤ人が殺そうと狙っていたので、まだ時が来ていないといってガリラヤに留まった。


7:1-9
仮庵祭でのイエス  兄弟が仮庵祭に上った時、イエスも隠れて行き、神殿で教えた。私の教えは自分の栄光を求める教えではなく、遣わした方の栄光を求める教えである。律法を守るために安息日でも割礼を行うのに、いやしをしたと言ってなぜ腹を立てるのか。うわべで裁かず、正しい裁きをしなさい。


7:10-24
この人はメシアか  イエスが公然と話しているのを見て、人々は議員たちが彼をメシアだと認めたのではないかと言い出した。イエスはあなたたちは私がどこから来たのか知っていると言った。人々はイエスを捕らえようとしたが、その時は来ていなかったので、まだ手にかける者はいなかった。


7:25-31
下役たち、イエスの逮捕に向かう。  ファリサイ派と祭司長はイエスを捕らえるために下役を遣わした。イエスは、あなたたちが捜しても見つけることができず、行くこともできない、遣わした方のもとに帰ると言った。


7:32-36
生きた水の流れ  祭りの終わりの日、イエスは渇いている人はだれでもわたしのところに来て飲みなさい。わたしを信じる者は生きた水が川になって流れるようになると大声で言った。イエスはまだ降っていない霊について言ったのである。


7:37-39
群衆の中に対立が生じる  群衆たちはイエスがメシアか否かで対立した。イエスを捕らえようと思う者もいたが、手にかける者はいなかった。


7:40-44
ユダヤ人指導者たちの不信仰  どうして捕まえなかったのかと問う祭司長たちに下役は、今まであのように話した人はいないと答えたが、祭司長たちは律法を知らない群集は呪われていると言った。ニコデモは律法に本人から事情を聞かなければならないと書いてある言ったが、祭司長たちはガリラヤから預言者は出ないと書いてあると答えた。


7:45-52
分裂をもたらす  イエスが来たのは地上に火を投じ、分裂をもたらすためである。人は互いに対立して別れる。

12:49-53
時を見分ける  空や地の模様から天気を見分けることを知っているのに、どうして今の時を見分けることを知らないのか。

12:54-56
悔い改めなければ滅びる  ある人がピラトがガリラヤ人の血をいけにえに混ぜたことを告げた。イエスは、そのガリラヤ人がだれよりも罪深かったのではない、悔い改めなければ皆同じように滅びると答えた。

13:1-5
エルサレムのために嘆く  わたしはエルサレムの子らを集めようとしたが、応じようとしなかった。お前たちは、主の名によって来られる方に祝福があるようにと言うときまで、決してわたしを見ることはない。 23:37-39
ファリサイ派の人がヘロデが殺そうとしていると告げたが、イエスは悪霊を追い出し、いやし、三日目に全てを終えると告げるように言った。
13:31-35

わたしもあなたを罪に定めない  神殿で教えていたイエスのもとに、姦通の現場で捕らえられた女が連れて来られた。ファリサイ派は律法に石で打ち殺すと書いてあるとしつこく言ったので、イエスは罪を犯したことのない者が石を投げなさいと言うと、年長者から姿を消し、誰もいなくなった。イエスは女に、わたしもあなたを罪に定めないと告げた。


7:53-8:11
イエスは世の光  ファリサイ派はイエスの自分についての証は真実ではないと言ったが、イエスは父とともにいるので、その証しや裁きは真実だと答える。更に父はどこにいるのかと問われたが、イエスはあなた方は父のことを知らないと答えた。


8:12-20
わたしの行く所にあなたたちは来ることができない  あなたたちは下のものに属しているが、わたしは上のものに属している。わたしはわたしを遣わした父から教えられた通りに話している。あなたがたは人の子を上げたときにそれが分かるだろう。これが語られたとき多くの人々がイエスを信じた。


8:21-30
真理はあなたたちを自由にする  罪を犯す者は誰でも罪の奴隷である。子があなたたちを自由にすれば、あなたたちは本当に自由になる。


8:31-38
反対者たちの父  アブラハムの子ならアブラハムと同じ業をするはずだ。わたしは真理を語っているのに、それを聞かないのは神の属してないからである。


8:39-47
アブラハムが生まれる前から「わたしはある」  わたしは自分の栄光を求めてはいない。栄光を求め、裁きをなさる方が他にいる。父アブラハムはわたしの日の来るのを見て喜んだ。アブラハムが生まれる前から、わたしはある、と言うと、ユダヤ人たちはイエスに石を投げつけようとしたので、身を隠して境内から出た。


8:48-59
ファリサイ派の人々、事情を調べる  安息日に盲人がいやされたので、ファリサイ派の人々が盲人からイエスについて聞いた。イエスが何処から来たのか知らないというファリサイ派に、盲人は神のもとから来たのでなければ何もできなかっただろうと答えたために追い出された。


9:13-34
ファリサイ派の人々の罪  盲人はイエスに会い、イエスを信じると答える。ファリサイ派は見えなかったなら罪は無かったであろうが、見えている彼らにつみは残る。


9:35-41
金持ちとラザロ  ある金持ちと、その残り物を食べていたラザロが死んだ時、ラザロはアブラハムの傍らに、金持ちは陰府に行った。金持ちはラザロを遣わして兄弟に言い聞かせるよう願ったが、アブラハムは預言者に耳を傾けないなら、死者から生き返った者の言う事も聞かないだろうと言った。

16:19-31
罪への誘惑  つまづきをもたらす者は不幸。イエスを信じる小さな一人でもつまづかせるのなら、深い海に沈められる方がましである。片方の手足がつまづかせるのなら、それを切って捨ててしまいなさい。片方だけでも命にあずかる方がよい。 18:6-99:42-50七度罪を犯しても、悔い改めたら許しなさい。
17:1-2

兄弟の忠告  兄弟が罪を犯しても忠告を聞き入れれば兄弟を得た事になる。教会の言うことも聞き入れなければ異邦人や徴税人と同様にみなしなさい。二人が求めるなら天の父はかなえる。二人または三人がわたしの名によって集まるところには、わたしもその中にいる。 18:15-20
17:3
離縁について教える  神が男女を造られ、結び合わせてくれたものを人が離してはならない。人の心が頑固なのでモーセは離縁を許した。不法な結婚でもないのに離縁をして他の相手を妻や夫にするものは姦通の罪を犯している。 結婚できない者、しない者もいる。これを受け入れることができる人は受け入れなさい。
19:1-12
10:1-12

神の国が来る  神の国は見える形では来ない。あなたがたの間にある。人の子が現れる時にはノアの洪水やソドムの滅びのようなことが起こる。自分の命を生かそうという者は失い、失う者はかえって保つ。二人のうち一人は連れて行かれ、一人は残される。

17:20-37
イエスは良い羊飼い  わたしは羊の門。私を通って入る者は救われる。わたしは羊のために命を捨てる良い羊飼いであり、父を知るように、わたしの羊を知っている。わたしは囲いに入っていない羊も導き、羊はひとつの群れになる。わたしは命を再び受けるために捨てる。この話を巡ってユダヤ人にまた対立が生じた。


10:7-21
ユダヤ人、イエスを拒絶する  ユダヤ人たちはイエスにメシアならはっきりと言うようにと問い、イエスは父と一つであると答えたので、神を冒涜したといって石で打ち殺そうとした。イエスは聖書にはあなたたちは神々であると記されている。わたしを信じなくても、その業を信じなさい。そうすれば悟るだろうと言ったが、ユダヤ人たちはまた捕らえようとしたので、イエスは逃れ、かつてヨハネが洗礼をしていた所にいった。


10:22-42
子供を祝福する  人々がイエスに触れてもらうために子供を連れてきたので、弟子たちは叱った。イエスは子供たちを妨げてはならない、神の国はこのような者たちのものであると言った。 19:13-15イエスは弟子たちに憤って言った。子供のように神の国を受け入れる人でなければ入ることはできないと言って、子供たちを祝福した。
10:13-16
子供のように神の国を受け入れる人でなければ入ることはできない。
18:15-17

金持ちの青年  十戒を守ってきた青年が永遠の命を得る方法について問うと、イエスは財産を貧しい人に施して天に財産を積むようにと答えた。青年は悲しんで立ち去った。金持ちが神の国に入るよりらくだが針の穴を通るほうがやさしい。ペトロが自分たちはすべて捨ててきたと言い、イエスは、福音のために捨てた者はこの世で迫害も受けるが、百倍のものを受けて後の世では永遠の命を受けると答えた。 青年。ペトロが何を得られるのかと問い、イエスは十二部族を治めるようになると答えた。先にいる者が後になり、後にいる者が先になる。
19:16-30
男。先にいる者が後になり、後にいる者が先になる。
10:17-31
議員。この世で何倍もの報いを受ける。
18:18-30

イエス、三度死と復活を予言する  エルサレムに上っていく途中、十二人の弟子だけに、人の子が祭司長たちに死刑を宣告されて異邦人に引き渡され、三日目に復活すると告げた。 20:17-19イエスが先頭に立って進んだので、弟子たちは驚き、従う者は恐れた。
10:32-34
十二人には言葉の意味が隠されていてイエスの言うことが理解できなかった。
18:31-34

ヤコブとヨハネの願い  二人はイエスが栄光の座に着くとき、両脇に座る事を望んだ。イエスはそれは定められた人々に許されると答えるが、弟子たちは二人に腹を立てる。イエスは弟子たちに、異邦人は支配者が支配するが、偉くなりたい者は、人の子が身代金として自分の命を捧げるように、仕える者になるようにと言った。 ヤコブとヨハネの母の願い。
20:20-28
10:35-45

徴税人ザアカイ  金持ちだったザアカイはいちじく桑の木に登ってイエスを見ようとした。イエスはザアカイの家に泊まりたいと言ったので、ザアカイは財産の半分を施し、不正に得たものを四倍にして返すと言ったので、イエスは救いが訪れた。人の子は失われたものを捜して救うために来たと言った。

19:1-10
テーマ内容 マタイマルコ ルカヨハネ


(1) メモ

ユダヤ・キリスト教> イエスの生涯1
イエスの生涯2
イエスの教え
奇跡
たとえ話
イエスの生涯3
エルサレム
最後の晩餐
イエスの死・復活