- 33a 蒼きバジリカ -



クリア後
□大砦ラグニー
軍師ヒューゴー
「住民から聞いた話じゃが、
 この地方には…
「“ゴブリン”や“下級のドラゴン”が
 生息しておるらしい。
 ぜひ仲間にしたいものじゃな。


□修魔の地パビア
老人
「あのローディスの騎士さえも
 暗黒道の前では、
「血に飢えた悪鬼と
 成り下がってしまいおった。
 …恐ろしいことじゃ。


□教示の地ペルグ
シスター
「この地に恵みを与えし母なる川、
 …蒼きバジリカ。
「この国で最も美しく、豊かに
 流れる川であり、この地に生きる
 者たちの生命の源なのです。
「いつまでも争っている場合
 ではないのです。この美しき川の
 流れを守らねばなりません。


□ベスプレーム
酒場の親父
「神様なんて、
 何処にもいやしないよ。
「そんなものは、
 人間の弱い心が造り出した、
 都合の良い幻さ。
「だってそうだろ、
 自分に力がないから…
 現実を受け入れられないから…
「絶対的な力を持つ存在を造り出して
 安易にそれにすがりたがる。

「…だってさ、本当に神様がいるなら、
 こんな愚かな戦いを
 黙って見ているわけないだろ?


□荒遊の地コビーゴ
<藍> 年輩の女性
「ここは、国中でも恵まれた
 地域だったからね。
「下級民への強制労働も、ローディスの
 恐怖さえもここにはない。そんな
 事実があることさえも知らず…、
「知ったところで、自分の身に厄災が
 降りかかるまでは、
 あたし達は動こうとしなかった。
「あんた達から見れば、
 あたし達のような人間は
 許されざる者かもしれないけど、
「たしかに自分が幸少なき南部に
 生まれていれば、革命という道を
 選んでも不思議ではないだろうね。


□ズイノモの町
<藍> 年輩の男性
「奴らは…、ローディスの連中は、
 何が目的で戦っていたんだ?
「神の教えも己の理念もないままに、
 ただ人を殺したい…。
「その欲望のまま、ただひたすら
 無差別に人殺しを繰り返していた
 というのかよ!?
「…馬鹿な…オレには理解出来ん…。




□クレモナ <教会>
老人
「…そうですか。
 南部からいらしたのですか。
「………。


老人
「もう遠い昔、プロカス国王が
 即位される更に前の話ですが…
「私は、使用人として
 私の家に勤めていた南部の娘と、
 恋仲になりましてね…
「家も身分も全て捨てて、
 その娘と南部で一緒に暮らす約束を
 したのです。
老人
「…でも、結局私には約束を守ることが
 出来なかった…。
「貴族の豊かな生活しか知らない私には
 彼女から聞いていた下級民の暮らしが
 怖かったのです。
「約束の日…そう、ここが彼女との
 待ち合わせの場所でした。
 …でも、私はここに来なかった。
「ここに来たのは私の父だったのです。
 その後、彼女は屋敷を追い出され、
 ひとり南部の故郷へと帰りました。
老人
「後悔しても、あの日には戻れない。
 そんなことは分かっています。
「だが、どうしてもあの人に謝りたい。
 たとえ許されなくとも…、せめて…
 今の私に出来ることがあれば…。
「私も歳をとりました。今は歩くこと
 さえ思うようになりません。
 南部への長旅など出来るはずもない。
老人
「…自分勝手な願いであることは、
 十分承知しています。
「恥を忍んでお願いします。
 南部でゲルダという女性に会ったら、
 これを渡しては頂けませんか…。
1.「わかりました。
男女リーダー
「わかりました。我々に出来ることで
 あれば、尽力いたしましょう。
老人
「ありがとうございます。
 では、よろしくお願いします。
「この中には、
 あの日彼女に渡すはずだった
 婚約の品が入っています。
「これを売ればまとまったお金に
 なるはずです。
 どうか、これを彼女に…。
(ゲルダへの届け物入手)

2.「申し訳ありませんが…
男女リーダー
「申し訳ありませんが我々には目的が
 あります。お力添えにはなれません。
老人
「そうですか、そうですよね…。

「すみません、
 変な話を聞かせてしまって…。

(断っても、もう一度入れば、同じ話を聞ける)


>以来を受けて再訪問
老人
「ゲルダは見つかりましたでしょうか?

「…そうですか。
 まだ見つかりませんか。



>ゲルダの手紙所有
老人
「そうですか、既にゲルダは…

老人
「…うっ、ううっ。

老人
「すみません…この歳になって、
 こんな気持ちになるなんて…。
「色々とありがとうございました。
 お礼といっては何ですが、
 その荷物はそのままお持ち下さい。
「箱の中には、プリンセスへの
 クラスチェンジを可能にする
 ドリームクラウンが入っています。
「きっと、みなさんの
 お役に立つことと思います。
 本当にありがとうございました。

>再訪問
シスター
「…貴族の…ご老人ですか?

「あぁ、憶えています。いつも、
 小さな箱を大切そうに抱えていた
 品のいいお爺さんですよね?
「ええ、確かによくおいでに
 なられていました。
「なんでも、大切な人と待ち合わせ
 してるって。小箱もその人に渡す
 大事な物だって言っていました。
「でも、西部解放の頃だったかしら、
 お亡くなりになられたそうで…。
「約束を果たせないまま
 逝ってしまわれて、
 心残りだったでしょうね。
シスター
「………。

シスター
「もしかして…。

「あなたが、あのお爺さんと
 待ち合わせをされていたのですか?


□スリテ
<藍> 若い女性
「今だからお話し出来ることですが…
 アムリウス様は恐ろしい方でした。
「お傍についているのは、
 中央の正規軍ではなく、
 鋭い角や爪を持った魔界の住人…
「よその村では、魔物への供物として
 若い娘さんが集められたとか…
 ああ、恐ろしい!!


□堅城アンドヴァリ
元中央軍兵士
「ローディスの騎士をやっつけてくれて
 本当に感謝するよ。
「本国に帰るわけでもなく、
 この城に潜み、人を傷付けては
 生き血をすすっていたらしいぜ。
「しかしなあ、きっと名のある騎士
 だったんだろ? あんな風になっち
 まっちゃ、元も子もないよな…。
「暗黒道に堕ちてしまったとはいえ、
 哀れなものだな…。





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