OgreBattle64

[ 序章 | 1章 | 2章 | 3章 | 最終章 ]


2章
世界は暗く、道らしき道一つすらなく…


南部独立
 2か月後。革命軍による南部地域の解放・独立は、さらなる戦乱を予想させる出来事でもあった。革命軍の南部地域解放・独立から数日後…、ローディスの三司官はパラティヌス国王プロカスに対し、革命軍殲滅を指示。それを受けた国王は東部・西部の両地域軍にその任を与えた。その動向が革命軍の今後を左右する。
……それから二ヶ月。
 西部軍は新将軍任官と同時に南部地域への侵攻を開始。五回の境界地域侵攻による小規模戦闘を経た現在、西部軍の本拠地侵攻、革命軍との前面衝突までそう時間はかからないと目されている。一方の東方教会も同じ指示を受けていたが、何の動きも見せず、ただ沈黙を守っていた…。

運命の出会い
 西部将軍に就任したユミルと副将軍となったアンキセス。その前に現れた騎士ボルドウィンは、将軍の証『王家の神剣』と共に、マーリという名の少女を従えていた。初対面である筈の少女の事を知る自分自身に、ユミルは違和感を覚える。その時起こった地震に、ボルドウィンは『古の神』という謎の言葉を残す。

現実を語る者
 南部解放という大きな目的を果たした革命軍ではあったが、西部軍の南部侵攻、沈黙を守る東方教会、更には革命軍内での意見の相違など、その前にはより多くの問題が待ち受けていた。マグナスには、君は西部軍の侵攻を止める為に西へ向かう指示が出される。

目的地の手前で遭遇する
Scenario 10:Crenel Canyon
×理想と現実
Boss:不軌者ナガテ
理想と現実
 同じ革命軍の中にありながら、現在の方針に異を唱える勢力があった。蒼天騎士団は、武力による早期解決を望む者達の襲撃を受ける。革命軍が目指すべき道とは? 革命における理想と現実が交錯する。
プライド
 翌日。ローディス教国から借り受けたニルダム兵団を引き連れ、西部に現れた中央騎士レイド。ユミル王子が何も知らぬ事に気付いたレイドは、マグナスが革命軍に参加した事を語る。アンキセスは参加を断るが、レイドは独自に行動すると告げ、立ち去った。

Scenario 11:Mylesia
×亡国の戦士
Boss:中央騎士レイド
亡国の戦士
 西部地域に向かう蒼天騎士団を待ち受けていたのは、ニルダム兵団を率いる騎士レイドだった。敗れたレイドは、革命軍がニルダム兵団を戦場に駆り出したと言い残し、その場から姿を消す。

Scenario 12:Highland of Soathon
×堅牢地神
Boss:堅牢地神アンキセス
堅牢地神
 西部地域の解放を目指し、ソアソン台地を進む蒼天騎士団の前に立ち塞がったのは、西部軍の副将軍にしてマグナスの父親でもあるアンキセスだった。敵対する息子に忠告を発したアンキセスは、決着を付ける事無くその場を去る。

戸惑い
 自分に与えられた任務に納得がいかず、思い悩むマグナスに対し、ヒューゴーは三つの道を指し示す。
 一つは、指示通りにアウドヴェラ高地の採掘場を解放する事だが、敵駐留部隊との戦いにそこで働く人々を巻き込んでしまう。
 もう一つは、上層部の指示を無視してイタカ山域に進み、ボルマウカ人との接触を避ける行動だが、西部軍との決戦を早める事になってしまう。
 最後は、古くからボルマウカ人が暮らしていた西のセイブル低地に向かい、解決法が見つかる事を期待する一方、事態が親展する事を期待する様子見。どれも何かしらの危険性を含む事に、戸惑うマグナス。
>指示通り
アウドヴェラ高地解放時にCF減。
>指示を無視
ヴァドを仲間に出来ない。
>様子見
セイブル低地解放時にCF増。
(※ここで選択肢は登場しない。蒼天騎士団の進んだルートによって選択される。)

接触
 戦況の報告を受けたユミル王子は、アンキセスとマグナスの対立を知る。王子を気遣うマーリの前に、突如その姿を現した謎の女性は、マーリの心に強く揺さ振りをかける。

様子見 指示通り 指示を無視
Scenario 14b:Audvera Heights
×様々な想い
Boss:遊糸のタズト
Associate:聖母アイーシャ
解放の理由
 アウドヴェラ採掘場は蒼天騎士団によって解放され、捕らわれていたボルマウカ人は自由の身となった。敢えて危険を冒す革命軍。その行動を疑問に思うボルマウカ人に対し、マグナスは理由を明らかにするが、“力”に頼りすぎて多くの犠牲を出し、協力を要求しようと言う革命軍にボルマウカ人は疑問を投げかける。
Scenario 13:Sable Lowland
×古の都
Boss:鳴弦士リーデル
Associate:鳴弦士リーデル
復讐の鳴弦士
 援軍として南部軍へ向かう最中、魔界の住人の攻撃により全滅した中央軍赤枝騎士隊。その唯一の生き残りであるリーデルは、革命軍が魔界の住人を使役していたと信じ込み、復讐の為に待ち伏せていた。国に対し疑問を感じていたリーデルは、マグナスの言葉を信じ、革命軍に加わる。
古の都(アウドヴェラ高地を解放していない)
 翌日。古くからボルマウカ人の住むセイブル地域の開放(ママ)に成功した蒼天騎士団。ニルダム兵団との戦いを避ける方法を探すマグナスは、アウドヴェラ採掘場に捕らえられている人々の解放に、望みを繋ぐ。

古の都(アウドヴェラ高地を解放している)
 翌日。古くからボルマウカ人の住むセイブル地域の開放(ママ)に成功した蒼天騎士団。ニルダム兵団との戦いを避ける方法を探すマグナスだったが、答えらしい答えは何も見付けられなかった。
Scenario 14a:Audvera Heights
×様々な想い
Boss:遊糸のタズト
Associate:聖母アイーシャ
アウドヴェラ解放
 ボルマウカ人の導きにより、駐留部隊に気付かれる事無くアウドヴェラ採掘場の解放に成功した蒼天騎士団。この地域の完全な解放と、救い出した人々の安全を守る為に、迫る駐留部隊との戦いに向かう。
解放の理由
 7日後。アウドヴェラ採掘場は蒼天騎士団によって解放され、捕らわれていたボルマウカ人は自由の身となった。敢えて危険を冒す革命軍。その行動を疑問に思うボルマウカ人に対し、マグナスはボルマウカ人の協力を得る為という理由と、同じ状況に苦しむ人々を見過ごす事が出来なかったと言う理由を明らかにする。ボルマウカ人の青年は、そんなマグナスに理解を示し、ローディスの恐ろしさを告げる。

Scenario 15:Mount Ithaca
書簡
 西部軍との本格的な戦いを前に、使者との会見を行うマグナス。ユミル王子からの書簡に目を通し、和解の意思を確認し合う中、ニルダム兵団進軍の知らせが飛び込む。騎士レイドが権限を利用して兵を動かしたのだ。

×まとわりつく不安
Boss:中央騎士レイド
Associate:雷火のヴァド,妖術士サラディン
民族の絆(アウドヴェラ高地を解放している)
 蒼天騎士団は騎士レイドを破り、ニルダム兵団として使役させられていたボルマウカ人達を解放する。ボルマウカ人達には同胞救出という目的があったが、その中心人物であるヴァドだけは革命軍と共に歩むことを申し出る。

本部の決定
 西部軍との和解に期待するマグナス達の前に現れたデスティン達。彼等が伝える本部の決定は、皆の予想を裏切る内容だった。西部軍と和解せず、降伏しなければ戦えというのだ。
 士気の高い革命軍に対し、デスティンは革命軍を離れ、ニルダム人の戦いに協力してローディスと戦うと告げる。

16-17 双方行き来可能
Scenario 16:Azure Plains
中央騎士の最後(ママ)(ディオが離反している)
 蒼天騎士団にに敗れ、傷付いた身でありながらも無事逃げ延びていた騎士レイド。しかし、その前に現れた部下ディオは、何のためらいも無くレイドを殺害する。

×西からの来訪者
Boss:仇波のロベール
Associate:翼雲のシィン
3章以降訪問不可
西からの来訪者
 西部城を目指し、ローディス国境近くを進軍する蒼天騎士団は、ローディスの光焔十字軍と対峙する。ローディスの手が既に此所まで及んでいる事を知ったマグナス達は、これを倒し先を急ぐ。

Scenario 17:Mount Keryoleth
中央騎士の最後(ママ)(ディオが離反している)
 蒼天騎士団にに敗れ、傷付いた身でありながらも無事逃げ延びていた騎士レイド。しかし、その前に現れた部下ディオは、何のためらいも無くレイドを殺害する。

×伝説の地
Boss:幻日のジオルス
伝説の地
 ケレオレス山脈を進む蒼天騎士団に、突如正体不明の敵が襲いかかる。敵を倒し、西部への進路確保に成功するが、敵の所属、襲撃の目的は今もわからぬままである。

16-17のどちらかを攻略後
立ちはだかる者
 翌日。西部城攻略を目前に控えるマグナスの前に姿を現すアンキセス。ユミル王子の可能性を信じ、戦いの終結を願うアンキセスは、革命に対する意識と革命軍の器をマグナスに問い、『貴族殺し』でユミルを殺害しようとした貴族が国王プロカスの指示で動いていた事を告げる。

Scenario 18:Wentinus
決意
 西部城に父親と親友を目の前にしたマグナスは、仲間達を前に自らの想いを打ち明ける。そしてマグナスが出した結論は…
>「私情を捨てる。」
S 18aに進む。アンキセスがボルドウィンに殺害される。ユミルが異常化せず、王都ウィニアがプロカスとユミルの連戦になる(S 39a)。戦闘後、ユミルがゼーダに殺される。
>「和解するつもりだ。」
S 18bに進み、選択によってはアンキセスを仲間にできる(Chap 3)。ユミルが異常化し、王都ウィニアがユミル戦になる(S 39b)。戦闘後、ユミルがマーリに殺される。

「私情を捨てる。」を選択 「和解するつもりだ。」を選択
Scenario 18a:Wentinus
×険しき道
Boss:堅牢地神アンキセス
真の革命
 アンキセスを破り、遂に西部城タルペイアを落とした蒼天騎士団。傷付いたアンキセスは、ユミル王子にマグナスと共に革命を目指す事を薦めるが、現れた騎士ボルドウィンの手により、アンキセスは殺され、ユミル王子は連れ去られてしまう。
Scenario 18b:Wentinus
反乱分子
 西部軍との和解を進めるマグナスの下へ、ユミル王子が反逆者として捕らえられた事が伝えられる。ユミル王子救出の為、アンキセスと共に西部城へと急ぐマグナス。

×険しき道
Boss:冥煌騎士ボルドウィン
秘めたる力
 蒼天騎士団に敗れた騎士ボルドウィンは、ユミル王子を連れて西部脱出を図る。マーリの暗黒の魔力に思わぬ妨害を受けるが、ユミルを連れて姿を消した。ユミル王子の下へと急ぐマグナスだったが、そこには既にユミル王子の姿もマーリの姿も無かった。




[ 序章 | 1章 | 2章 | 3章 | 最終章 ]

OgreBattle64