伝説のオウガバトル [ ザルガン地方 ]

▼ 城塞都市ガムンガイ

「地獄の門が開かれたのか、死者がこの地をはいかいするようになってしまいました。
「私どもは怖くて、ろくに外をあるけません。

▼ 魔法都市ボルド

「この地に最近アンデットたちがうろつくようになりました。
「みなは、ソドムの牢獄に捕らえられているイグロンという大昔の罪人の、
「ボウレイによるのろいがこの大戦によって、めざめたのだといいます。
「帝国は死者も怒り出すほどの非道を行っているということなんでしょうか？

▼ 教会２（南西の教会）

「最近、牢獄から恐ろしいうめきごえが聞こえます。
「聞こえますか？恐ろしい亡者の息づかいが…
「しばられしタマシイが出口をさがし、苦つうの闇をさまよう息づかいが！

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▼ 城塞都市ダルカン

「イグロンは生前そのとうそつ力とカリスマで千人からなる盗賊団ユルングのリーダーとして、
「この大陸に恐怖をまきちらしていました。
「イグロンという人間はその残虐せいで部下からも恐れられていたそうです。
「そのせいで、部下の裏切りによって捕らえられたのです。
「しかし、今となってはただの哀れなとらわれのタマシイにすぎませんがね。

▼ 貿易都市アルパ

「イグロンは、ソドムといわれる牢獄に今もなお捕らわれているそうなのですが、
「まともな人間だったら、とっくに死んじゃってますよ。
「ま、本当はそんなことだれもしんじちゃいませんけどね。

▼ 城塞都市リンガル

「イグロンはかつてゼテギネア大陸をしんかんさせた盗賊団『ユルング』のリーダーでした。
「この盗賊団は一国の軍隊にも相当する力を持っていたらしく、
「様々な国がユルングとうばつに向かいましたが、みなかえりうちにあったということです。
「しかし、悲しいかなイグロンは一人の女性に恋をしてしまうのです。
「それは、イグロンがある貴族のやかたより手に入れたしょう像画にえがかれていた女性、
「名を『シャリア』という、ある小国の王女でした。
「そして、イグロンはシャリアを手に入れるべく、あらゆる手を尽くします。
「そして、とうとうシャリアを王城から連れ出したときに自分の配下に裏切られたために、
「捕えられてしまい、『超極刑』と呼ばれる刑を受けてしまうのです。
「あ…。恋とは時として破滅を呼ぶのですね。

▼ 宗教都市エルマング

「イグロンの処された刑は最も恐ろしきばつ！
「それは、暗黒の魔術によりタマシイを永遠に牢獄へくくりつけられ、
「暗黒の闇を狂気と苦しみの中でさまよい続けるというもの！
「そのうちタマシイはその本質をわすれ、暗黒にむしばまれてゆくのだ……
「恐ろしい、恐ろしい………。

▼ 自治都市ドラクル

「イグロンのタマシイはなげきうめき、のたうちまわっていることでしょう。
「どうかあなた方の力でイグロンのタマシイを解放してやってください。
「呪われしタマシイにあんそくを！

▼ 帝国軍本拠地ソドム

デスティン
「……………………
デスティン
「なんだ…？
「ハー…、ハー…クラ…イ……クラ………………イイイイ、
「シャ…リ……ア………ド…ドコ……………グア……グ…グア、
「クラ…クラ……イオソロ……シ…イグア…グググググ、
イグロン
「グヤゥガアアガルガウアゥルルッ！
FIGHT IT OUT！

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