ポグロムの森
 『決起』


教会1(北東の教会)

「 この地の中央に広がる森はポグロムの森と呼ばれる恐ろしいところです。
「 ……おおっ、私にはこれ以上、話すことができません。

貿易都市ロライマ

「 ポグロムの森にはオバケが出るってウワサです。コワイ、コワイ……。

教会2(中央の教会)

「 私はポグロムの森に住んでもう20年になります。少しでも迷える魂を救おうと
「 努力してきましたが、死者の魂をもて遊ぶカペラがこの地にいるかぎり無理なようです。

貿易都市マラニオン

「 25年も前になりましょうか。…ゼノビア城が帝国軍の手に落ちた晩のことです。
「 わずかに生き残った人々は帝国軍に追われ、この森に逃げ込んできました。
「 これ以上、戦えないことを知った人々はしかたなく、降伏しようとしたのです。
「 ところがいまわしい帝国軍は降伏をみとめるどころか森に火を放ったのです。
「 森はあっという間に炎につつまれ一夜にして燃えつきました。人々の命とともに…。
「 こうしてここは、虐殺の森…ポグロムの森と呼ばれるようになったのです。

城塞都市ロードニア

「 ポグロムの森にはいまだ虐殺された人々の死体が眠っていると聞きます。
「 1年ほど前、死体を埋めようと十数人で森に入りましたが、帰ってきた者はいません。
「 おそらく、成仏できない人々が亡霊となって森をさまよい、さみしさと苦しさのあまり…
「 生きた人間を仲間にしようとするからでしょう。やりきれない話しですね…。

神聖都市セルジッペ

「 ポグロムの支配者、カペラは数年間、魔導師ラシュディのもとで修行をつんだ男です。
「 ラシュディには3人の弟子がいたそうで、その中のひとりがカペラなのです。
「 カペラはポグロムの森にいる数多くの亡霊たちを悪魔にひきわたし、その見返りとして
「 強大な魔力を手にしているといわれています。

教会3(南東の教会)

「 このあいだ、森でひとりの男を見かけました。何やら呪文をとなえたかと思うと、
「 地面にえがかれた魔法陣から悪魔が現れたじゃありませんか。
「 その男こそが、魔術師カペラだったのではないでしょうか。くわばら、くわばら……。

帝国軍本拠地ゴヤス

カペラ
「 ポグロムの森をぬけてくるとはなかなかやるな。
「 しかし、きさまたちはこれ以上進むことはできん。なぜならここで朽ち果てるからだ。
「 偉大なラシュディ様からさずかった、わしの魔力であの世へ送ってくれるわッ!!

FIGHT IT OUT!

貿易都市バイア

「 ポグロムの森の北に面したおだやかな海がカストラート海です。
「 カストラート海のほとりにはいくつかの町があるはずです。



帝国軍本拠地ゴヤス

「 あなたがたのことを反乱軍と見なす人は少なくなりました。
「 これからも解放軍として人々の信頼を集めてください。


「 このポグロムを解放しただけでイイ気になってはいけません。
「 ゼノビアにいる帝国軍など正規軍ではないのですから。

神聖都市セルジッペ

ポルトラノ「 あなたがた解放軍にお頼みしたいことがございます。
「 はるか西のダルムード砂漠にアリアバードという町がございます。
「 そこに住む魔術士ギゾルフィにある石をもらってきていただきたいのです。
「 引き受けていただけますか?      はい いいえ
【はい】
「 ありがとうございます。では『クイックシルバー』をあなたがたに預けます。
「 これをギゾルフィに渡してください。身分の証しとなるでしょう。
「 おねがいしましたぞ。
CF+1
【いいえ】
「 …なんと心のせまい方たちなのだ。
CF−5

神聖都市セルジッペ

ポルトラノ
「 おお、それは確かに『ジェムオブドーン』!!
「 それでは『オールドオーブ』をお預けします。この2つの石を持って…
「 ライの海に面した自治都市ラモトレツクに住む魔女タルトに会いなさい。
「 タルトと出会うことによってあなたの前に新しい道が切り開かれることでしょう。
「 神のご加護がありますように!

貿易都市ロライマ他

「 カペラはいなくなりましたが、森にはまだまだ悪魔や亡霊がいます。
「 死者の魂をもて遊ぶヤツラが大陸のどこかにいるからなんでしょうね。きっと。

貿易都市マラニオン

「 森にいた人々を虐殺したヤツを知っていますか?      はい いいえ
【いいえ】
「 その男の名はアプローズ男爵。もとはゼノビア王国貴族のひとりでしたが…
「 グラン王が亡くなられた後、まっさきに帝国へ寝返ったサイテーなヤローです。
「 今ごろ、帝国のどこかでヌクヌクと生きているにちがいありません。
【はい】
「 虐殺された人々の魂のさけびが聞こえるのなら、あなたは何をすればよいか、おわかりですね。

神聖都市セルジッペ

「 この町にはトードという名の悪徳商人がいましたが、帝国軍の退却と同時に町から…
「 姿を消してしまいました。なんでもマラノの都で、でかいもうけ話があるとか……。

自由都市アラゴアス

「 人が命をかけて戦うとき、その理由はいろいろあるはず。
「 民族のため、名誉のため、正義のため、野心のため、憎悪のため、自由のため……
「 なぜ自分は戦うのか?戦う理由を考えてください。そして戦うことの真意を。
「 なぜ人は争うのか?なぜ戦いがなくならないのか?
「 時間をかけて、よく考えてください。

貿易都市バイア

「 昨夜のことです。昨夜は満月で、しかも雲ひとつないすばらしい夜でした。
「 夜道を歩いていると、いきなり足下が暗くなったのです。へんだな、と思って見上げると
「 大きな島が空中にうかんでいるじゃありませんか。びっくりしましたよ。
「 あれ?その目は信じていませんね。失礼しちゃうな。プンプン!







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