2004/09/18 …
 そんな訳で、骨髄移植のドナーとして入院してきました。まだちょっと腰が痛…
  1. 登録自体は血液センターやら病院やらで30分くらいみたいです。(もう忘れた)
    登録の条件としては、年齢20〜50歳、輸血を受けた事が無く、肥満や痩せ、高血圧や低血圧、感染症や病気が無い健康な人で、骨髄提供の事を理解し、家族の同意があることが条件。
    うちとか知人もそうでしたが、本人は良くても、家族が反対ということも多いみたいですね。途中で何度も確認されますが、最後になってから反対されたりすると患者さんとしても辛いだろうと思うので、機を見て確認してみてくださいな。ちなみに、うち:パパ陶酔状態で合意を取り付ける(w あの人は飲酒が常態なので問題無し(ぉ 知人:旦那が反対して登録せず。
  2. 1〜2次検査。(確か普通の採血と問診。私はココまでは二度来ているので、今回はそのまま通過)
  3. 3次検査。再度詳しい検査をするので、病院で問診と採血。普通の健康診断だね。献血の時にもあったかな、不特定多数との性交渉の有無、なんてのも聞かれます。と、ここで調整医師ってのに会うけど、この人はこの時と最終同意の時だけ。
    唯一初めてだったのが、肺機能検査。「吸って〜吸って〜吸って〜、はい、もう一つ吸って〜」…吸えねェよ…。最後一回笑って噴き出しましたさ。検査には問題なかったけどね。同じ吐き方したら、終わった後、胸骨が痛…。莫迦か私は…?(-_-;
  4. 最終同意。家族と立会人(弁護士とか。バンクの方でつけてくれます。こちらで探すのも、つけないのも可)を合わせて最終同意。これに同意してしまうと、病気や事故でも無い限り、自分の都合で勝手に止めることはできなくなってしまいます。一応大事なイベント。何度も聞いた移植の流れとか事故とかを説明してもらうだけだけどね(^^;
    この辺りで患者さんについて、地方・年代・性別、といった程度のことは教えてくれます。残念ながら私の相手は10代の美少女ではありませんでしたが。
    私の場合タイミングが早くて、この時既に手術日の提示があったので、そのままの日程で都合を付けて決定。次の週なら空いていると言ったんですが、病院やらの都合もあるようで、変更するとなると、月単位でズレてしまうんだそうです。むぅ…。
  5. 手術日が決定すれば、それを元に自己血採血の日程を決めます。2〜3週間前からある程度の期間を空けて1〜2回程度。これもまた病院の都合で平日の昼間、何曜日と何曜日のみとかいう日程(この辺りどうにかすれ)。
    自己血は、手術で数百〜1000mLの骨髄液を抜いてしまうので、その分の補給と、万一別の理由で失血した際の輸血用だね。献血と同じ。ジュースとかもらえたりする(w 採血の間隔が短いので鉄剤が出たりもします。必ず言われますが、便が黒、というか緑がかった色になるのはちょっと不気味…
  6. 入院。3泊4日から、病院によっては4泊5日の所もあるみたいです。病院によって色々みたいですが、入院同意書とか麻酔、手術、輸血やら何やら書類にサインが幾つか。モノによっては連帯保証人が必要なコトもあるみたいなので、入院前に確認が必要ですね。
    何持ってったかな、タオルとパジャマとサンダル、歯磨きとか洗面用品、下着、初日はシャワーを浴びたので石鹸とバスタオルもか。その辺り病院の案内とか貰えるのでそれに従えば良い模様。あとは何より「暇つぶし用品(w」ですね。私は本を3冊+後で追加1冊持ってきてもらいました。

    入院先は血液関係の病気の病棟なので、周囲は恐らく結構大変な方々。隔離フロアみたいのあったし、、隣で意識不明になりかけている人とか、同室の人は私とは逆に骨髄移植を受ける必要のある人だったし…。「熱のある方のお見舞いはご遠慮ください。生花はお断りしております」なんて看板も。一人ムダに健康な私…。
    ベッドに入ると、入れ替わり立ち代り医師やら看護婦さんやらが来ます。名乗られたり、「○○先生は来ました?」とか言われたりしても覚えちゃいません(w
    朝晩に検温と採血、食事量や排便排尿回数とか聞かれます。…そういえば何回採血したんだろうなぁ…注射キライな人には辛いかもね(^^;
    就寝21時、起床6時。なんとかなるもんです…。

    気になったのは食事ですが、味も温度も給食としては充分満足のいくものだったと思います。絶食も手術当日の朝昼だけ。手術は午前ですし、昼は半ば寝ているので、午前中少し空腹だったくらいかな。
  7. 当日。朝までに排便が無い場合、浣腸が待ってます…。
    あとは手術用の紙パンツに履き替えて、裸に後ろをマジックテープで止める形の手術着だけの状態。…格好悪…。で、麻酔ガスをあてる前に肩に麻酔関係(忘れた)の筋肉注射をします。この辺り既に記憶が曖昧。で……

    気がついたら昼過ぎ。違う部屋のベッドの上でした。…全身麻酔とは聞いていたけど、少しくらい記憶があっても良いのになぁ…。
    安静の指示が出ていたので、腰の傷の痛みに身をよじりつつ読書で暇つぶし(痛み止めとか貰うほどでもなかったんだけど、「安静」だったのか?(^^;)。
    夕方、爪についていた計器(血流とか酸素濃度とか測るらしい?)と尿道カテーテル、点滴を外してもらってようやく身軽に。この時には少々ゆっくりですが一応歩き回れます。点滴の管はまだ使うので腕に刺さったままでしたけどね・。
  8. 翌日。腰は相変わらず痛いので、寝返りを打ったり、寝起きするのはちょと辛いのと、発熱があったので点滴の管から抗生物質を入れたり、感染が無いかの血液検査を行ったりしましたかね。他は無為に過ごします。いまいち頭に入らないままに読書。
  9. 退院。一応血液検査をして、問題がなければ午前中に退院です。私は特に問題もなく退院。この時点で、腰に振動が来るような歩き方はできないのと、麻酔時の呼吸管のせいか喉の痛みが少々。

 基本的に検査の日や、入退院、手術などポイント毎にコーディネーターさんが同行してくれたり、連絡をしてくれたりするので、あまり手順なんかは気にする必要は無いです。内容についても必ず事前に説明してくれますし、基本的なことについてはしつこいくらい説明してくれるので、その辺りの心配は要らないと思います。
 ちなみに、この辺り献血はできません。採取後問題が無ければ半年後からは可能だったかな。

 どうも所々で話をしていると、骨髄と脊髄との誤解があるようですが、脊髄は背骨を通っている神経束、骨髄ってのは骨の中にある造血細胞やら何やら濃い血液ですね。腰の大きい骨に数十〜百ヶ所程度穴を開けて、血液と一緒に必要な造血細胞やらを吸い上げるという形です(一応、そこらの骨でも取れることは取れるけど、腰骨が大きくて採り易いそうな)。ちなみに、百ヶ所穴を開けるといっても、皮膚にそれだけ穴が開くわけではなく、皮膚の傷自体は、注射器の傷が左右合わせて2〜4ヶ所程度なので、その辺りの心配はいらないみたいです。私は4個って言われたけど、2個しか見えん…。まぁ他に点滴と輸血、血液検査で左右の腕に何箇所か穴開いてますけどね…。退院後は普通に風呂とか入れるみたいです。
 手術が終わっても、補償金・礼金の類はもらえませんが、支度金として5,000円と交通費が貰えます。他に公務員や幾つかの企業ではなんかは移植休暇みたいのがある所もあるようですが、生憎うちには無かった模様…。

 問題としては、入院・検査ともに平日の昼間それも曜日限定でしか病院に来れないことと、(私的には全く構いませんが、人によっては)採血(注射)が検査毎と入院中の朝晩にあることかな。後者は仕方ないにしても、前者は何とかならないかな、と思わなくもない。病院が大変なのは知ってるけどね…。

 最後に、看護婦さんも女医さんも美人で何よりでした(w てゆーか、あれは駄目だと思う(謎)
 そいえば、ナースキャップ(?)は衛生面とか邪魔になるからとかで、行った病院では随分前に無くしたそうです。

 っと、まぁここまで書いたものの、上に上げたバンクのHPと、ここ(→骨髄バンク ドナーの輪ドナーズネット)でも読んでもらった方がよっぽど有益なんですけどね・(ぉ
 まぁ、某所の如く「やらない善より、やる偽善」「どうせモテないし〜(ry」って程度に。個人的には「合法的に看護婦さんに会えるチャンス」というのをオススメしたい所。
 各サイトに書いてある以上のことは答えられませんが、何かありましたらメールでも頂ければ。



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