† バルトロマイ
Bartholomew (?〜?)
ナタナエル?


 十二使徒。共観福音書(『マタイ』『マルコ』『ルカ』)と『使徒言行録』に十二使徒の一人として登場する。『ヨハネ福音書』にはバルトロマイが登場せず、ガリラヤのカナ出身のナタナエルが登場することから同一人物とも云われるが、定かではない。弟子になる以前については語られていないが、復活したイエスが七人の弟子の前に現れた際、ナタナエルは他の弟子たち共に漁に出ていることから、同じく漁師だったのではないかと思われる。(ヨハ21)

 ナタナエルは、フィリポによってイエスに導かれ、イエスに「見なさい。まことのイスラエル人だ。この人には偽りがない。」と言われた。フィリポと出会う前にイチジクの木の下にいたことを言い当てられ, イエスに従うようになる(ヨハ1:45)。

 その後、福音書を書き、インドに伝道、アルメニアのアルバノポリスで生きたまま皮を剥がれて殉教したと云う。遺体は、ローマのティベレ河の中洲にある聖堂に埋葬されているらしい。
  •  バルトロマイは、アラム語の「バル・タルマイ(タルマイの子)」のギリシア語音写。
  •  ナタナエルは、「神は与えたもう」の意であり、実在の弟子ではなく、弟子の理想像とする説もある。
  •  皮を剥ぐためのナイフを象徴とし、皮膚病を癒し、皮革業・装丁業・食肉業などを守護する。
  •  ラビがいちじくの木の下で教えを与えていた習慣から、ナタナエルが律法に忠実であったことを意味すると云われる。
  •  祝日は8月24日。