2010,07,19, Monday
堀越孝一:著/サントリー博物館文庫
(時は15世紀前半、党派対立とイギリス王家の支配にゆれるフランス、パリの町の様子をひとりの男が伝え残した。多くの人の手を経て、現在ヴァチカン法王庁図書館に収まる『パリ一市民の日記』は、中世パリの日常生活をつぶさに今に伝えてくれる。さあ、この日記を片手に中世パリを歩いてみよう。小麦の不足で混ぜものをしたパン、セーヌ川の氾濫、例年以上に冷え込む冬、高騰する薪の値、「むすめ」と呼ばれるジャンヌ・ダルクの噂…、現場を見た克明な記載から大文字の歴史が記しえない庶民の歴史を読み取る。
一冊の本/その後、十日か十二日ほどして/雪と氷、そうして薪/かねがないなら、くるみパンを喰えばよいのよ/いちじくもなつめ椰子の実も喰わぬ/だいたいが、一個二ドニエもしないパンなんて/雨のサンマルタン門外/むかつく麦酒は新酒のぶどう酒/まっとうの飲料/日記の筆者を狩り出す)
読んだのは1985年のサントリー版ですが、2007年にちくま学芸文庫から出ているので、そちらの方が手に入るかも。
『パリ一市民の日記』を読みときながら、パリの地理やパンの値段と当時の貨幣制度を比較し、或いは書かれているものが実際に何だったのか想像し、当時のパリの実際の生活を覗き見る。
ただ、まとめて書いているというよりは思いついたことを書く語り口調なので、少々話が飛んだりするのが読みにくいのと、換算を文章でやってしまうので、読みながらいちいち計算はしないと思う。
500年前の一用語についても、これだけ混乱しているもので。歴史ものの難しさを感じる。
ジャンヌ・ダルクの同時代を扱う一冊として。


(時は15世紀前半、党派対立とイギリス王家の支配にゆれるフランス、パリの町の様子をひとりの男が伝え残した。多くの人の手を経て、現在ヴァチカン法王庁図書館に収まる『パリ一市民の日記』は、中世パリの日常生活をつぶさに今に伝えてくれる。さあ、この日記を片手に中世パリを歩いてみよう。小麦の不足で混ぜものをしたパン、セーヌ川の氾濫、例年以上に冷え込む冬、高騰する薪の値、「むすめ」と呼ばれるジャンヌ・ダルクの噂…、現場を見た克明な記載から大文字の歴史が記しえない庶民の歴史を読み取る。
一冊の本/その後、十日か十二日ほどして/雪と氷、そうして薪/かねがないなら、くるみパンを喰えばよいのよ/いちじくもなつめ椰子の実も喰わぬ/だいたいが、一個二ドニエもしないパンなんて/雨のサンマルタン門外/むかつく麦酒は新酒のぶどう酒/まっとうの飲料/日記の筆者を狩り出す)
読んだのは1985年のサントリー版ですが、2007年にちくま学芸文庫から出ているので、そちらの方が手に入るかも。
『パリ一市民の日記』を読みときながら、パリの地理やパンの値段と当時の貨幣制度を比較し、或いは書かれているものが実際に何だったのか想像し、当時のパリの実際の生活を覗き見る。
ただ、まとめて書いているというよりは思いついたことを書く語り口調なので、少々話が飛んだりするのが読みにくいのと、換算を文章でやってしまうので、読みながらいちいち計算はしないと思う。
500年前の一用語についても、これだけ混乱しているもので。歴史ものの難しさを感じる。
ジャンヌ・ダルクの同時代を扱う一冊として。
日記のなかのパリ
価格:893円(税込、送料別)
パンとぶどう酒の中世
価格:1,155円(税込、送料別)
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2010,03,31, Wednesday
山瀬善一:著/教育社歴史新書
(封建国家から近世国家への移行期のひずみに焦点をあて百年戦争を経済史的側面から解明。
概観/1戦争に向かって/2貨幣変更と国王課税/3フランスの軍隊/4野武士団の跳梁と国王課税・軍隊/5シァルル七世下の政治・社会・軍事情勢/6政商人ジァック・クール/戦争の終末と諸結果)
百年戦争の軍政、経済面からの著作。封建社会から近世の中央集権国家へ移行するに当たり、軍事面での技術の変化、それによる社会形態の変化、或いは国民や市民といった考え方、それに伴う税制や国家という概念の発生など。
1981年の著作だが、内容は非常に良。百年戦争時の社会情勢を抑えるにはお勧めの一冊。
ひとこと、ジャンヌは「ャ」だが、シャルル、ジャックは「ァ」で書かれる。
(封建国家から近世国家への移行期のひずみに焦点をあて百年戦争を経済史的側面から解明。
概観/1戦争に向かって/2貨幣変更と国王課税/3フランスの軍隊/4野武士団の跳梁と国王課税・軍隊/5シァルル七世下の政治・社会・軍事情勢/6政商人ジァック・クール/戦争の終末と諸結果)
百年戦争の軍政、経済面からの著作。封建社会から近世の中央集権国家へ移行するに当たり、軍事面での技術の変化、それによる社会形態の変化、或いは国民や市民といった考え方、それに伴う税制や国家という概念の発生など。
1981年の著作だが、内容は非常に良。百年戦争時の社会情勢を抑えるにはお勧めの一冊。
ひとこと、ジャンヌは「ャ」だが、シャルル、ジャックは「ァ」で書かれる。
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2010,03,08, Monday
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2010,03,06, Saturday
アンリ・ルゴエレル:著/福本秀子:訳/白水社文庫クセジュ
(エニシダの紋章で知られる「けんか好きな王家」。プランタジネット家は、イングランドとフランスとをまたにかけ、ヨーロッパ中世の貴族社会を育んだ。本書はアンジュー帝国の起源から語りおこし、ヘンリー二世の即位で絶頂を見た彼らが、百年戦争とバラ戦争により断絶するまでの物語を活写。
はじめに プランタジネット家、伝説から歴史へ/第1部 権力の掌握―十~十二世紀(揺籃期のアンジュー伯領の形成/ノルマンディーの征服/王座への道―アリエノール・ダキテーヌとの結婚からウェストミンスター寺院での戴冠まで)/第2部 つかの間の絶頂―1154~1216年(おびやかされた勝利―ヘンリー二世とその家臣たち/後継者たちの時代/プランタジネットの世界)/第3部 栄光から悲劇へ―1216~1485年(王と臣下―活路なき状況(1216~1337年)/フランス王座への夢(1337~1453年)/終幕―血にまみれたバラ) )
十二世紀前半の美男公ジョフロワ・ダンジューとそれに次ぐ英王ヘンリー二世から始まり、母アリエノール・ダキテーヌを経て、十四世紀末のエドワード黒太子の子リチャード二世までのプランタジネット朝の歴史。
百年戦争は後半に扱われるが、系図自体が分かりにくい百年戦争の背景を理解する一助に。
家系図はあるが、地図が無いのが非常に残念。

(エニシダの紋章で知られる「けんか好きな王家」。プランタジネット家は、イングランドとフランスとをまたにかけ、ヨーロッパ中世の貴族社会を育んだ。本書はアンジュー帝国の起源から語りおこし、ヘンリー二世の即位で絶頂を見た彼らが、百年戦争とバラ戦争により断絶するまでの物語を活写。
はじめに プランタジネット家、伝説から歴史へ/第1部 権力の掌握―十~十二世紀(揺籃期のアンジュー伯領の形成/ノルマンディーの征服/王座への道―アリエノール・ダキテーヌとの結婚からウェストミンスター寺院での戴冠まで)/第2部 つかの間の絶頂―1154~1216年(おびやかされた勝利―ヘンリー二世とその家臣たち/後継者たちの時代/プランタジネットの世界)/第3部 栄光から悲劇へ―1216~1485年(王と臣下―活路なき状況(1216~1337年)/フランス王座への夢(1337~1453年)/終幕―血にまみれたバラ) )
十二世紀前半の美男公ジョフロワ・ダンジューとそれに次ぐ英王ヘンリー二世から始まり、母アリエノール・ダキテーヌを経て、十四世紀末のエドワード黒太子の子リチャード二世までのプランタジネット朝の歴史。
百年戦争は後半に扱われるが、系図自体が分かりにくい百年戦争の背景を理解する一助に。
家系図はあるが、地図が無いのが非常に残念。
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2010,02,20, Saturday
ジャン=ポール・エチュヴェリー:著/大谷暢順:訳/河出書房新社
(なぜ、ジャンヌ・ダルクと共に仏国独立のために戦ったブルターニュの英傑リッシュモン伯は歴史から全く抹殺されたのか?15世紀、英仏両国の複雑な戦争を詳述し、狂乱と裏切の歴史に埋もれた事実を明らかにする画期的な編年ドキュメント。
1 歴史の忘却/2 リッシュモンの源流/3 15世紀初めまでのブルターニュとフランス/4 リッシュモンの青年時代とアゼンクールの戦/5 捕囚時代と桧舞台への登場/6 大元帥就任と権限喪失/7 ジャンヌ・ダルクの戦友―パテーの戦/8 二度目の不毛時代と権能の恢復/9 アラスの和議とパリー解放/10 大元帥の業績と軍制改革/11 フォルミニーの勝利と王国の統一/12 アルチュール三世、ブルターニュ公爵/13 アルチュール三世の死とブルターニュ帰属/14 正義の人、アルチュール・ドゥ・リッシュモンの栄光 )
通常百年戦争史の中では扱いの薄いブルターニュのリッシュモン伯を中心に追う。ブルターニュの話なので、ジルへの言及も多少。
描き方が主人公中心過ぎるのが気になるが、視点が異なる文献が少ないので貴重。

(なぜ、ジャンヌ・ダルクと共に仏国独立のために戦ったブルターニュの英傑リッシュモン伯は歴史から全く抹殺されたのか?15世紀、英仏両国の複雑な戦争を詳述し、狂乱と裏切の歴史に埋もれた事実を明らかにする画期的な編年ドキュメント。
1 歴史の忘却/2 リッシュモンの源流/3 15世紀初めまでのブルターニュとフランス/4 リッシュモンの青年時代とアゼンクールの戦/5 捕囚時代と桧舞台への登場/6 大元帥就任と権限喪失/7 ジャンヌ・ダルクの戦友―パテーの戦/8 二度目の不毛時代と権能の恢復/9 アラスの和議とパリー解放/10 大元帥の業績と軍制改革/11 フォルミニーの勝利と王国の統一/12 アルチュール三世、ブルターニュ公爵/13 アルチュール三世の死とブルターニュ帰属/14 正義の人、アルチュール・ドゥ・リッシュモンの栄光 )
通常百年戦争史の中では扱いの薄いブルターニュのリッシュモン伯を中心に追う。ブルターニュの話なので、ジルへの言及も多少。
描き方が主人公中心過ぎるのが気になるが、視点が異なる文献が少ないので貴重。
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2010,02,20, Saturday
フィリップ・コンタミーヌ:著/坂巻昭二:訳/白水社文庫クセジュ
(一三三七年から一四五三年まで、異常なまでの長きにわたりイギリスとフランスの王家のあいだで繰り返された対立抗争―百年戦争の歴史を、ギュイエンヌの紛争を背景とするその起源から語り起こし、ジャンヌ・ダルク処刑裁判を経てシャルル七世の勝利による終結まで、詳しく、わかりやすく解説してゆく。
第1章 起源/第2章 エドワード三世の成功(一三三八~六〇年)/第3章 戦闘の再開と再征服(一三六〇~八九年)/第4章 長期休戦の期間(一三八九~一四一一年)/第5章 ランカスター家の企て(一四二二~三五年)/第6章 戦闘の終結(一四三五~五三年)/結び 百年戦争の性格とその結果)
百年戦争の概説。ジャンヌについては一節数ページ。記述自体は簡単だが、専門家なせいか、社会背景や法的な面が気持ち多めか。随時出典表記があるので、信憑性も良。訳文の特徴か、少し単語が固い感じはする。

(一三三七年から一四五三年まで、異常なまでの長きにわたりイギリスとフランスの王家のあいだで繰り返された対立抗争―百年戦争の歴史を、ギュイエンヌの紛争を背景とするその起源から語り起こし、ジャンヌ・ダルク処刑裁判を経てシャルル七世の勝利による終結まで、詳しく、わかりやすく解説してゆく。
第1章 起源/第2章 エドワード三世の成功(一三三八~六〇年)/第3章 戦闘の再開と再征服(一三六〇~八九年)/第4章 長期休戦の期間(一三八九~一四一一年)/第5章 ランカスター家の企て(一四二二~三五年)/第6章 戦闘の終結(一四三五~五三年)/結び 百年戦争の性格とその結果)
百年戦争の概説。ジャンヌについては一節数ページ。記述自体は簡単だが、専門家なせいか、社会背景や法的な面が気持ち多めか。随時出典表記があるので、信憑性も良。訳文の特徴か、少し単語が固い感じはする。
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2010,02,11, Thursday
堀越孝一:著/講談社現代新書
(ヴァロワ家フランスとハプスブルク家ドイツの間に台頭する新勢力ブルゴーニュ家。中世の金色の風景の中に一つの国家を構想した侯家四代の盛衰を描く。
1 ガンの祭壇画/2 1420年代、三すくみのフランス/3 アラスで綱引き/4 おひとよしはネーデルランドの君主/5 王家と侯家の通貨戦争/6 ブルゴーニュもの、フランスもの/7 もうひとつのブルゴーニュもの、フランスもの/8 金羊毛騎士団/9 むこうみずの相続/10 垂髪の女たちのブルゴーニュ侯家/11 ねらいはロタールの王国か/12 シャルルが帰ってきたとき払い)
ブルゴーニュでまとめられる本は初めて見る。
基本的な歴史の流れに加えて、造幣や塩の専売、ニコラ・ロランの動静といった経済面もかなり詳しく書かれている。
情報量としては非常に多い。
人の問題だと思うが、文体が散文的というか好き勝手に語っている感があって全体的に読みにくいのと、
フィリップ豪胆公(ル・アルディ)=豪胆なやつ
ジャン無畏公(サン・プール)=おそれしらず
フィリップ善良公(ル・ボン)=おひとよし
シャルル突進公(ル・テメレール)=むこうみず
というように、名前が読みかえられているのが、分かりにくい。
地図、家系図、年表、図版は割と充実。
なお、表紙がリニューアルされているので注意。

(ヴァロワ家フランスとハプスブルク家ドイツの間に台頭する新勢力ブルゴーニュ家。中世の金色の風景の中に一つの国家を構想した侯家四代の盛衰を描く。
1 ガンの祭壇画/2 1420年代、三すくみのフランス/3 アラスで綱引き/4 おひとよしはネーデルランドの君主/5 王家と侯家の通貨戦争/6 ブルゴーニュもの、フランスもの/7 もうひとつのブルゴーニュもの、フランスもの/8 金羊毛騎士団/9 むこうみずの相続/10 垂髪の女たちのブルゴーニュ侯家/11 ねらいはロタールの王国か/12 シャルルが帰ってきたとき払い)
ブルゴーニュでまとめられる本は初めて見る。
基本的な歴史の流れに加えて、造幣や塩の専売、ニコラ・ロランの動静といった経済面もかなり詳しく書かれている。
情報量としては非常に多い。
人の問題だと思うが、文体が散文的というか好き勝手に語っている感があって全体的に読みにくいのと、
フィリップ豪胆公(ル・アルディ)=豪胆なやつ
ジャン無畏公(サン・プール)=おそれしらず
フィリップ善良公(ル・ボン)=おひとよし
シャルル突進公(ル・テメレール)=むこうみず
というように、名前が読みかえられているのが、分かりにくい。
地図、家系図、年表、図版は割と充実。
なお、表紙がリニューアルされているので注意。
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2010,01,23, Saturday
「ヴァージン・ブレイド~ジャンヌ・ダルクの真実~」1999カナダ
監督:クリスチャン・デュゲイ 出演:リーリー・ソビエスキー、ピーター・オトゥール、シャーリー・マクレーン、ジャクリーン・ビセット他
(15世紀、フランスを救った19歳のヒロイン、ジャンヌ・ダルクの生涯を描いたアクション・ロマン。主演は『ディープインパクト』のリーリー・ソビエスキー。)
リーリー・ソビエスキーが可愛い映画。リュック・ベッソンと同時期だったので、目立たなかったですが、割と好きな映画の一つ。VHSしか出てないのが残念。
「ジャンヌ・ダルク」1999アメリカ/フランス
監督:リュック・ベッソン 出演ミラ・ジョヴォヴィッチ 、ジョン・マルコビッチ、フェイ・ダナウェイ、ダスティン・ホフマン、ヴァンサン・カッセル、チェッキー・カリョ、パスカル・グレゴリー、デスモンド・ハリントン、リチャード・ライディングス
(リュック・ベッソン監督がフランス歴史上名高い少女、ジャンヌ・ダルクの悲劇を描いたスペクタル・ロマン。フランス救国の英雄と謳われながらも、聖処女、狂人、魔女とさまざまに囁かれてきたジャンヌを、ベッソンが独自の解釈で捉える。ミラ・ジョボヴィッチ、ジョン・マルコビッチ、ダスティン・ホフマン共演。百年戦争下のフランス。英国軍に両親を殺され、親戚のもとに引き取られたジャンヌ。ある日教会で神の声を聞いた彼女は、自分が神の使者であると確信する。やがて成長した彼女は、王太子に認められフランス軍を指揮。彼女の存在で軍は息を吹き返し、闘いは奇跡的な勝利を収めるが...。 )
ジルはヴァン・サン・カッセルが演じる。奇跡的要素を完全にそぎ落として描かれた映画。
「青髭」2009フランス
監督:カトリーヌ・ブレイヤ。出演ドミニク・トマ 、ローラ・クレトン 、ダフネ・ベヴィール
(青髭と呼ばれる富豪の男が、美人姉妹の妹マリーと結婚することに。ある日、青髭から入ってはいけないとされていた部屋を開けたマリーは、そこで前妻たちの死体を発見する……。シャルル・ペローの原作を完全映画化。)
物語を読む姉妹と、青髭に嫁ぐ姉妹の映像が交互に進行する。青髭物語自体はコスプレとしても面白いが。ラストがちょっと不明。
監督:クリスチャン・デュゲイ 出演:リーリー・ソビエスキー、ピーター・オトゥール、シャーリー・マクレーン、ジャクリーン・ビセット他
(15世紀、フランスを救った19歳のヒロイン、ジャンヌ・ダルクの生涯を描いたアクション・ロマン。主演は『ディープインパクト』のリーリー・ソビエスキー。)
リーリー・ソビエスキーが可愛い映画。リュック・ベッソンと同時期だったので、目立たなかったですが、割と好きな映画の一つ。VHSしか出てないのが残念。
「ジャンヌ・ダルク」1999アメリカ/フランス
監督:リュック・ベッソン 出演ミラ・ジョヴォヴィッチ 、ジョン・マルコビッチ、フェイ・ダナウェイ、ダスティン・ホフマン、ヴァンサン・カッセル、チェッキー・カリョ、パスカル・グレゴリー、デスモンド・ハリントン、リチャード・ライディングス
(リュック・ベッソン監督がフランス歴史上名高い少女、ジャンヌ・ダルクの悲劇を描いたスペクタル・ロマン。フランス救国の英雄と謳われながらも、聖処女、狂人、魔女とさまざまに囁かれてきたジャンヌを、ベッソンが独自の解釈で捉える。ミラ・ジョボヴィッチ、ジョン・マルコビッチ、ダスティン・ホフマン共演。百年戦争下のフランス。英国軍に両親を殺され、親戚のもとに引き取られたジャンヌ。ある日教会で神の声を聞いた彼女は、自分が神の使者であると確信する。やがて成長した彼女は、王太子に認められフランス軍を指揮。彼女の存在で軍は息を吹き返し、闘いは奇跡的な勝利を収めるが...。 )
ジルはヴァン・サン・カッセルが演じる。奇跡的要素を完全にそぎ落として描かれた映画。
「青髭」2009フランス
監督:カトリーヌ・ブレイヤ。出演ドミニク・トマ 、ローラ・クレトン 、ダフネ・ベヴィール
(青髭と呼ばれる富豪の男が、美人姉妹の妹マリーと結婚することに。ある日、青髭から入ってはいけないとされていた部屋を開けたマリーは、そこで前妻たちの死体を発見する……。シャルル・ペローの原作を完全映画化。)
物語を読む姉妹と、青髭に嫁ぐ姉妹の映像が交互に進行する。青髭物語自体はコスプレとしても面白いが。ラストがちょっと不明。
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2009,08,23, Sunday
村松剛:著/中公新書
(国家的危機に直面した時、ジャンヌはいつもウランス人の胸に蘇る。ペタンもド・ゴールも自らをなぞらえたジャンヌとは、いったい何者なのか。神がすべてだった中世において、敬虔な田舎娘に剣を握らせ、戦場へと救国の情熱を駆りたてたものは何か。様々な伝説を考証しつつ、火刑台に立つまでの謎に満ちた生涯を鮮やかに再現する本書は、百年戦争を舞台に繰り広げられるオルレアンの少女の壮大な叙事詩である。)
1967年の著作。書き方は割と自由。ジャンヌの生涯を追いながら、必要な脇道は都度追っていくので、個人的には非常に読み易く、好奇心も満たせる。落胤説や黒幕説にも言及。
古い著作ですが、私的にはお勧めの一冊。

(国家的危機に直面した時、ジャンヌはいつもウランス人の胸に蘇る。ペタンもド・ゴールも自らをなぞらえたジャンヌとは、いったい何者なのか。神がすべてだった中世において、敬虔な田舎娘に剣を握らせ、戦場へと救国の情熱を駆りたてたものは何か。様々な伝説を考証しつつ、火刑台に立つまでの謎に満ちた生涯を鮮やかに再現する本書は、百年戦争を舞台に繰り広げられるオルレアンの少女の壮大な叙事詩である。)
1967年の著作。書き方は割と自由。ジャンヌの生涯を追いながら、必要な脇道は都度追っていくので、個人的には非常に読み易く、好奇心も満たせる。落胤説や黒幕説にも言及。
古い著作ですが、私的にはお勧めの一冊。
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2009,08,23, Sunday
レジーヌ・ペルヌー、マリ=ヴェロニック・クラン:著/福本直之:訳/東京書籍
(ジャンヌ・ダルク=「乙女」の出現から処刑までわずか2年…。後世に付与された伝説・神話の類を排除し、厖大な史料から事実のみを冷静に積み上げ「ジャンヌ・ダルクという名の事件」の全容を解説する。綿密・重厚な評伝、同時代の登場人物解説、呼称・言語・王家の私生児伝説ほかさまざまなテーマの徹底討論まで、「今日知りうるかぎりのすべて」を網羅した決定版。
第1部 戦記(乙女の噂/希望という名の奥方/九日十夜/“苦難を分かちし旗なれば”/“あと一年だけ”/“捕虜が脱走を試みるは法に適えり”/“イギリス人に殺されるのは百も承知のうえです”/シャルル勝利王/“みんなと同じように”)/第2部 主要登場人物(シャルル七世/シャルル・ドルレアン―王侯詩人にして詩人の王侯/ロベール・ド・ボードリクール―ヴォークルール守備隊長/ラウル・ド・ゴークール―オルレアン代官 ほか)/第3部 討議(ジャンヌ・ダルクの姓/オルレアンの攻囲/ジャンヌ・ダルクの時代の武具/ジャンヌ・ダルクの剣 ほか) )
500P近い著作。著者は、ジャンヌ・ダルク研究所の設立者で初代所長。
ジャンヌの生涯と、主要人物紹介、他にポイントとなるべき点をまとめた。王家の私生児説やジャンヌの姓についても一章あるが、私生児説は時期的にありえないと切り捨てられていて、証明が未消化感。。
残念ながらジルについては名前が出てくる程度だが、一点、偽ジャンヌがジルの元にいたことが触れられている。
1986年の著作。高めだが現時点では最良の一冊。

(ジャンヌ・ダルク=「乙女」の出現から処刑までわずか2年…。後世に付与された伝説・神話の類を排除し、厖大な史料から事実のみを冷静に積み上げ「ジャンヌ・ダルクという名の事件」の全容を解説する。綿密・重厚な評伝、同時代の登場人物解説、呼称・言語・王家の私生児伝説ほかさまざまなテーマの徹底討論まで、「今日知りうるかぎりのすべて」を網羅した決定版。
第1部 戦記(乙女の噂/希望という名の奥方/九日十夜/“苦難を分かちし旗なれば”/“あと一年だけ”/“捕虜が脱走を試みるは法に適えり”/“イギリス人に殺されるのは百も承知のうえです”/シャルル勝利王/“みんなと同じように”)/第2部 主要登場人物(シャルル七世/シャルル・ドルレアン―王侯詩人にして詩人の王侯/ロベール・ド・ボードリクール―ヴォークルール守備隊長/ラウル・ド・ゴークール―オルレアン代官 ほか)/第3部 討議(ジャンヌ・ダルクの姓/オルレアンの攻囲/ジャンヌ・ダルクの時代の武具/ジャンヌ・ダルクの剣 ほか) )
500P近い著作。著者は、ジャンヌ・ダルク研究所の設立者で初代所長。
ジャンヌの生涯と、主要人物紹介、他にポイントとなるべき点をまとめた。王家の私生児説やジャンヌの姓についても一章あるが、私生児説は時期的にありえないと切り捨てられていて、証明が未消化感。。
残念ながらジルについては名前が出てくる程度だが、一点、偽ジャンヌがジルの元にいたことが触れられている。
1986年の著作。高めだが現時点では最良の一冊。
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